休止期脱毛症
休止期脱毛とは、髪の毛の成長期、退行期、休止期といったヘアサイクル(毛周期)の休止期に、脱毛が増えることをさします。
ヘアサイクルの休止期に抜け毛が増えることによる薄毛を、休止期脱毛症と呼びます。
休止期脱毛症の原因
休止期脱毛症の原因としては、環境・精神的なストレスやホルモンバランスの乱れ、内分泌疾患、栄養不足、妊娠、薬剤の影響などが考えられます。
ビタミン、蛋白、カロリー、ミネラルなどが欠乏している栄養低下状態でも、休止期脱毛症にかかる可能性があるので、注意が必要です。また、毛周期に影響を与える甲状腺ホルモンに異常があるなど、甲状腺疾患が原因で休止期脱毛症を発症する場合もあります。
休止期脱毛症の症状
いつもより、抜け毛がおおいな、という時期がありますね。毛周期の休止期には1日に50本から100本程度抜けるといわれ、その程度の抜け毛であれば正常範囲です。髪の毛が長い場合、抜けた髪のボリュームが見た感じに多いので、よけいに抜け毛が多く感じるかもしれません。
しかし、それ以上に毛が抜ける場合、休止期脱毛症の可能性があります。休止期脱毛症では、髪の分け目からどんどん広がっていくような、びまん性の脱毛がみられます。頭皮だけでなく、わきの下の毛や、陰毛が抜ける場合もあります。
休止期脱毛症の治療
自己診断で、休止期脱毛症の原因にすこしでも心当たりがあれば、まずは内科の先生に診てもらうことです。血液検査により、ホルモンバランスや栄養の状態を調べ、その結果により、甲状腺疾患の治療などを行います。
もし、急に抜け毛が増えて薄毛になったら、やみくもにシャンプーや育毛剤に頼るよりも、まずは医学的な原因による「脱毛症」の可能性を疑って、検査・治療すれば、回り道をしないで済みます。
しかも、治療は保険の範囲内なので高い育毛剤を買い込むよりも、安くて確実かもしれません。
